飲料測定用として UMP-54プローブを使用する
モデル 9100/9200

【製品概要】

特に食品と飲料産業をターゲットとして設計されたシリーズ 9100 ビール醸造アナライザ、シリーズ 9200 飲料アナライザ、および、シリーズ 9300 食品成分アナライザは、今日強く求められている高精度インラインプロセスアナライザへの要求に応えるものです。
モデル9120は、 ビール「度プラトン」アナライザと同様に独自のシステムが組み込まれており、正確なオリジナルスケール比重によりどの発酵の段階にあるかを示します。

測定溶液

麦汁「度プラトン」 ビール「度プラトン」 糖度(Brix) アルコール 密度 乾燥固体 糖

ハイブリッド超音波アナライザ

Rhosonics は、ハイブリッド超音波アナライザと、それに関連する各種センサの開発と製造を専門とする企業です。ハイブリッド超音波分光(US)センサは超音波パルスを特定の方向へ発信し、反射された信号を(大部分の応用では同じセンサを使用して)記録します。
1 回の測定(持続時間 0.05 秒)ごとに、ハイブリッドセンサは被測定媒質内の温度と音速(位相差)、吸収(減衰)、超音波インピーダンスを測定します(使用周波数範囲: 0.7~12.5 MHz)。
60 段階の周波数でこれらの吸収値と位相差データを収集することによって、超音波による指紋とでも言うべき液体の特徴を測定します。
このような指紋情報を有効に活用するために「グローバル校正」という方法が用意されています。「グローバル校正」は、排水やプロセス流体(化学薬 品、酸、塩基、オイル、塩、アルコールなど)を取り扱う代表的アプリケーションでの標準アルゴリズムとして用いられ、指紋データに含まれる多数の性質の異なるパラメータ(密度、mg/l、FTUeq、CODf.eq、TOCeq、TSSeq、 Brix.eq、酸、塩基、オイル、塩類、など)を用いて計算を行います。
この方法を適用することによって、Rhosonics ハイブリッドモニタリングシステムをプラグ&プレイシステムとして利用することが可能となり、お客様はシステムを現場に設置するだけでそのまま直ちに運用を開始することができます。

Rhosonics アナライザ
■ その場分析または抽出分析
■ 難しい課題への最適ソリューションとなるインライン分析
■ 常に最新の情報が即時に得られるインライン連続分析
■ 試薬不要
■ 日常点検の頻度削減
■ 99% を超える稼働率: メンテナンスや再校正のための動作休止不要
■ 可動部がありません: 交換部品の常時在庫不要
■ センサは非常に長い期間にわたる精度と安定性が実証されています
:実質的に再校正不要
■ 結果の検証のためにサンプルの存在を検出
■ 測定値を自動的に温度補償
■ アプリケーションの性質、精度、範囲に応じて経路長を調節可能

利点とソリューション

Rhosonics の最新式センサは現場設置用に設計されていますから、配管ラインやタンクはもちろん、小流量の場合であればバイパスストリームへ直接マウントします。
スラリーのインライン分析をご希望の場合は、この用途に適した新世代超音波センサが用意されています。
このセンサは、非破壊で複数のパラメータ(TSD、TSS、密度、US 温度など)を同時に測定します。

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